40代以降更年期になるとこんな症状が出てきませんか
更年期を、迎えると心の不調も顔を出します。
些細なことでイライラして誰かにきつく当たったり、過ぎたことをモヤモヤと後悔して仕事が手につかなくなったり、好きだったことに急に興味がもてなくなったりと症状は人それぞれです。
体調と違い、自分では異変に気が付きにくいのですが、心当たりがある人は、婦人科で相談してみると良いですよ。人に話すことで症状が良くなることがあります。
■更年期前後は、特に体調に変化が起こりやすいです。
若いころの自分を基準にして頑張りすぎたり、身体の変化に落胆するのは間違っています。今の自分が心地よく過ごせる健康の基準を把握して、気にすべきところ、放って良いところを分けましょう。加齢とともに身体の状態は変化していくと気づくことも大事です。
急に心臓がドクッときて、顔が真っ赤になり首筋や顔から汗がダーッと噴き出てきます。
これもホットフラッシュの一例です。
他にもこのような症状があります。
- 顔が急にカーっとなるから出かけるのが怖い
- 寝汗がすごくて毎日シーツを替えるのが煩わしい
- 夜暑くて何度もおきてしまう
- 顔が真っ赤なのが恥ずかしい
- 常に暑いからおしゃれができない
- 突然、汗が噴き出て来るので、人に合うのが億劫
他にも四十肩や耳鳴りなどに悩まされる人もいます。
このような思いをしている方は、中高年の女性だけでなく男性にも多いと思いいます。
これは『ホットフラッシュ』と言われる、誰もが多かれ少なかれ経験する症状のひとつなのです。
ホットフラッシュとは、上手に付き合っていくしかありません。
更年期障害を厄介者扱いするよりも、人間として自然な現象が起きているんだなという風にとらえた方が気持ちが楽になります。
■ホットフラッシュとは
女性には、年齢と共に4つのステージがあるといわれています
・思春期
・性成熟期
・更年期
・老齢期
女性なら誰もがこの4つのステージを経験します。
このうち閉経を迎える時期を挟んだ前後10年を「更年期」といいます。
身体的な変化もあるのですが、実は心理的な要因（家庭環境や仕事）も複雑に関与します。
日本人に多く見られる症状としては、肩こりや疲れが多いようです。
その他には、頭痛、のぼせ、腰痛、汗をかくなどです。
最近では、閉経がまだまだ先であるはずの若者の間でも、更年期障害と似たような症状に悩む人がいます。
食生活の乱れや、生活環境の変化に体がついていくことができずに自律神経が乱れることにより更年期障害と同じような症状が出るのです。
ホットフラッシュになる原因は、年齢によるホルモンの減少かもしれません。
女性ホルモンは、脳の司令塔からの命令で、子宮から分泌されます。
しかし更年期を迎えると、子宮の機能低下により若い時と同じ量の女性ホルモンを分泌することができなくなり、司令塔が何度命令しても女性ホルモンが足りないという状況になります。
すると自律神経が乱れ、体温調節機能がマヒすることによって異常な汗やほてり、ふらつきなどの症状が起き、この状態を「ホットフラッシュ」と言います。
さらに更年期障害は、これだけではありません。
放っておくと様々な不調がさらに出てきます。
このままだと枯れ女にまっしぐらです。
減少したホルモンを補う方法としては・・・・
一般的な更年期障害の治療法に「ホルモン補充療法（HRT）」というものがあります。これは減少した女性ホルモンを飲み薬、張り薬、塗り薬などで補充する方法です。
しかし、人によっては体に合わず副作用を起こしてしまう可能性があるため、こまめな検診が必要になります。
女性には、更年期が必ず訪れます。ですが、症状は最小限に抑えたいものです。
症状を抑えるために、更年期に激減する女性ホルモンを薬で補ったり、抗うつ剤、抗不安薬などで治療することは多いのですが、副作用など体への負担やリスクも大きくなります。
なので、身体の根本を作っている食事で改善することが、一番初めにとる対策です。
体が冷えてくると気分も落ち込んでしまうことがあります。
冬になると寒くなり、体が冷えるのは当然のことです。しかし、体が冷えを感じた場合には、温かくする方法がありますが、不思議なことに心も冷えてしまうことがあります。
心が冷えてくると、さみしさを感じるようになります。体の冷えとさみしさは関連していることが多いです。人間は、体温を一定に保つために、自律神経が働いています。自律神経には、活発な状態や緊張した状況で作用する交感神経と、心と体を休ませる副交感神経があります。
これらのバランスが崩れると、血行が悪くなり、冷え性になる可能性があります。体温が下がると、副交感神経がうまく働かず、過剰な不安を感じたり、不眠の原因になることがあります。
特に、頑張りすぎている人は、休んでいるつもりでも交感神経が過剰に働いてしまうことがあります。心も体も休まず、リラックスモードに入ることが難しくなります。なので、心が不安定になった場合は、「体が冷えているサイン」と考えて、体を温めることを優先しましょう。体が温かくなれば、さみしさも和らいでいくでしょう。
年を重ねると、普通の日常生活だけでも疲れを感じることがあります。筋トレやランニングをしていないし、病気でもないのに、なんとなく気分が重くなることがありますよね。
病院に行くほどの症状ではないかもしれませんが、体の疲れだけでなく、心にも影響が現れることがあります。幸せな毎日を過ごすためには、自分の体や心と良い関係を築いていく必要があるのかもしれません。皆さんも幸せな日々を過ごしてください。
特に、女性ホルモンと似た作用をするイソフラボンを含む「大豆」や漢方で「温」の性質をもち、めぐりのサポートにも使われる「生姜」などを積極的に食事に取り入れてみましょう。
大豆イソフラボンや生姜には、こんなにたくさんの効果があります。
《大豆イソフラボン》
エストロゲンの代わりになる・ホットフラッシュ・ほてり・のぼ・しみ・しわ・たるみ・つや・弾力・はり・PMS・精神的に安定・肩こり・頭痛・乳がん発症リスクが下がる・骨粗鬆症予防・薄毛・育毛・不安感解消・うつ解消・バストアップ
《生姜》
むくみ・血行促進・冷え性・体を温める・胃の消化吸収を助ける・脂肪燃焼効果
更年期特有のホットフラッシュなどの不快な症状を感じる場合には、食事の内容にも注目することが大切です。
食事は変えないといけないのはわかったのですか・・・・
- 家族の中で自分だけ献立の内容を変えるのは大変
- そもそも大豆や生姜が苦手で食べられない
- 食事のたびに栄養価を計算するのは無理！
そんなお悩みを解決するために
- 食事を変える必要なし
- 生活スタイルを変える必要なし
- 栄養価が一目でわかる（毎日決まった量を摂取でる）
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【補足説明】
◆月経の周期や出血量の変化が更年期のサインです。更年期といえば不調ばかりが注目されがちですが、治療を必要とするのは3割にも達しません。命にかかわるわけでもなく、いずれ更年期はおさまります。
発刊・不眠・うつ状態は、運動習慣で改善されることがわかっています。更年期まじかになれば、無理なくできる軽い運動習慣を身に着けておくことで軽減できます。
体を動かすことは、ストレス発散や睡眠リズムを整える作用があるとわかっています。血流の改善により発汗も緩和されるようになります。
海外では「change of life」と更年期は前向きに捉えられています。
更年期の原因は、脳の指令と卵巣機能にずれが生じて脳が混乱することから始まります。自律神経を調整する視床下部の機能が低下し、心拍や汗、体温などのコントロールがうまくできなくなります。体がほてったり、急に汗が出てきて、動悸がするのは、自律神経の失調が原因です。
◆加圧トレーニングという言葉を聞いたことありますか？
腕や足の付け根を専用のベルトで締め、腕や足の血流を適正に制限した状態で行う筋力トレーニングです。
筋力トレーニングと言ってもそれほどきつい運動をするわけではありません。
少し体を動かし、腕や足に加圧ベルトをして血流を制限すると、腕や足の末端の血管まで血液が行きわたるそうです。
そしてベルトを外して、除圧すると、ちょうどせき止められていたダムの水が放水されたように血流が良くなり、それまで筋肉に溜まっていた老廃物が押し流されるのだそうです。
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