【馬・豚・羊】プラセンタはどこが違うの
プラセンタを含んだ、サプリは、星の数ほど販売されています。
この『プラセンタ』ですが、様々な種類のプラセンタがあるのをご存知ですか?
豚、馬、羊と、少なくとも3種類の動物の胎盤から作られたプラセンタ商品が販売されています。
それぞれにいいところ、悪いところがあるので、その違いを少しだけ調べてみました。
豚・馬・羊のプラセンタの違いについて
プラセンタ商品の多くはこの豚プラセンタが使われています。
豚は、1年に2.5回、1回に約10頭もの赤ちゃんを産みます。その分コストも下がって価格も安価に手に入れることができます。
豚の胎盤は、薄い水膜上になっていてその分、美容実感も弱いという欠点があります。
価格が安いことが魅力ですね。
馬のプラセンタは、豚のように一度に何頭も産むのではなく、馬は1年に1頭しか出産しません。そのため豚プラセンタに比べるとどうしても効果にないります。胎盤は厚くて丈夫な胎盤です。
馬プラセンタは、豚プラセンタにはない必須アミノ酸成分を6種類も多く含んだ非常に濃いプラセンタであるというのが特徴です。
馬プラセンタには、アミノ酸の含有が豚の1.2倍倍~1.5倍ほど多く含まれています。
効果は期待できそうですが、価格が高いのがネックです。
羊プラセンタは人に近いアミノ酸組成で浸透しやすいのです。免疫力も高く病気にかかりにくいというのが特徴です。
羊プラセンタを使用する場合は、BSEが発生していないオーストラリア、ニュージーランド産のものが、安全性が高いと言われています。
馬のプラセンタに関しては、通常体温が高いために、豚や羊のように寄生虫が付きにくく、感染症に強いという事があります。
そのため、飼育家庭での予防接種などの薬剤の汚染を受けることを避けることができます。
■海洋性プラセンタ
卵から生まれる魚類は胎盤がありません。正確に言えばプラセンタではありませんが卵を包んでいる卵巣膜の部分を海洋プラセンタと呼んでいます。
アミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸などの栄養成分アhたくさんありますが、動物性のプラセンタとの大きな違いは、成長に役立つ成長因子が含まれていないということです。
■植物性プラセンタ
植物も胎盤は存在しません。したがってこちらも成長因子が含まれていないプラセンタです。植物の「胎座」と呼ばれる部分を使用したものを植物プラセンタと呼んでいます
動物由来のプラセンタとは、カテゴリーが少し違います。
プラセンタの安全性
プラセンタの成分は、胎盤から抽出されます。医療機関でのプラセンタ注射薬は、人の胎盤を原料とし特定生物由来製品に限られています。
特定生物由来製品には、その製造工程から市販後まで様々な安全対策が取られています。
これに対し国内で流通している内服薬やサプリメント、化粧品の原料となるプラセンタは、豚や馬など動物の胎盤を原料としています。 製造工程では、微生物の有無のチェックや滅菌処理などが行われ安全性が保たれています。
一般用医薬品やサプリメント、化粧品は、主に豚や馬の胎盤を原料としますが、以前は牛の胎盤が使用されていたこともありました。
しかし、狂牛病(BSE)の発生を機に厚生労働省は「BSEが発生している国の牛や羊など反芻動物の胎盤を原料としないこと」と通知を出しています。現在、日本国内で羊(反芻動物)由来のプラセンタも流通していますが、輸入によるものです。原産国などをしっかりチェックしリスクを回避しましょう。
今回、調べた結果馬プラセンタがいいような感じがしますね。(私の感想です)
理由は、馬の体温は高いため寄生虫が繁殖しにくく感染症に強いという点と飼育過程で予防接種などの薬剤の汚染を受けることが少ない点にあります。