サクラサケ8万円OFFって見た瞬間、ちょっとだけ人生が前のめりになった夜の話

昨日の夜、帰ってすぐメイクだけ落として、部屋着に着替えて、髪も半分乾いたみたいな中途半端な状態のままベッドに座ってスマホを見ていたんですけど、そういうときに限って、やたら強い言葉って目に入ってくるんですよね。
「8万円OFF」。
しかも、サクラサケ、って、ちょっと春っぽくて、でも軽すぎなくて、受験の世界の言葉なのに、見た側の気持ちのほうが先にざわつく感じがして、なんだか変に印象に残ってしまって。
私は司法試験を受けるわけじゃないのに、なぜかその画面を閉じられなくて、しばらくスクロールしていました。
資格スクエアの予備試験講座で、合格フルパッケージがクーポン利用で80,000円OFFになるらしくて、コードは「sakura_8OFF」、期限は4月26日まで、という案内でした。公式ページには受講生の声とか、講師の実績とか、AI添削とか、無料で見られる講義のこととか、ちゃんといろいろ書いてあって、見るほどに「本気の人のページだなあ」って空気が伝わってきます。
でも、そのとき私の頭の中にあったの、法律の勉強そのものじゃなかったんですよね。
もっとどうしようもなく生活寄りのことでした。
夜の部屋って、昼より少しだけ本音が出ませんか。
電気ケトルのぬるい音とか、洗いきれてないマグカップとか、明日の仕事のことを思い出して急にだるくなる感じとか、ああまたコンビニで余計なもの買ったな、みたいな小さい自己嫌悪とか。
そんな時間に「人生を変えるための勉強」とか「将来のための自己投資」みたいな言葉を見ると、刺さるというより、ちょっとまぶしいんです。
まぶしいし、少しイラッともする。
いや、わかるけど、そう簡単に切り替えられたら苦労しないよ、って。
それでも見てしまうのは、たぶん誰の中にも、まだ口にしていない「間に合うなら間に合わせたい何か」があるからなんだと思います。
私でいうと、それは資格じゃなくて、もっと曖昧なものです。
このままの働き方でいいのかな、とか。
好きなことを仕事にしたいって言いながら、じゃあ本気で何を積み上げてるのって聞かれたら黙るしかないな、とか。
婚活していても、相手の条件より先に、自分の生活に自信がない日があるとか。
誰にも見せていない思考って、こういうときにむくっと起き上がってきますよね。
8万円って、ただの割引じゃないみたいに見える夜がある
8万円OFFって、数字だけ見るとすごくわかりやすいじゃないですか。
わかりやすすぎるくらい。
しかも元の合格フルパッケージは877,800円(税込)だから、安い買い物ではぜんぜんないですし、むしろ、ちゃんと覚悟がいる金額です。
だから、軽い気持ちで「お得〜」って言いにくい。
言いにくいんですけど、その重たさがあるからこそ、逆にちょっと本気っぽく見えるんですよね。
スーパーでお菓子が20円引きになっているのとは、ぜんぜん意味が違うというか。
人生の向きを変えたい人が、たぶん一回、深呼吸してから押すボタンの世界。
そう思うと、この8万円って、単なる値引きよりも「迷ってる人の背中に手を当てる温度」に近いのかもしれなくて。
もちろん、それで即決できる人ばかりじゃないと思います。
私だったら、たぶん三回はサイト閉じます。
一回閉じて、お風呂入って、ドライヤーしながらもう一回思い出して、寝る前にまた見て、翌朝になって「昨日の私はちょっと感情的だったかも」って急に冷静ぶるタイプですし。
でも、そういう何回も閉じて開いてを繰り返す時間って、けっこう本音が出るんですよね。
本当はやってみたいのか。
本当は今じゃないと思ってるのか。
本当は、お金より、途中で投げ出す自分が怖いのか。
このへん、人に言うと急にちゃんとした話にされるから嫌なんですけど、実際はもっと情けなくて、「失敗したら恥ずかしい」がかなり大きかったりします。
やってダメだったら傷つくけど、やらなかった人の顔をしていれば、まだ何者でもないままでいられる、みたいな。
あれ、ほんとずるいですよね。
自分に対して。
本気の講座ほど、見ているこっちの言い訳が増える
資格スクエアのページを見ていると、講師陣の実績とか、スモールステップ構造とか、論文添削の通数とか、質問対応とか、かなり細かく整えられていて、無料講義も61講義見られるし、AI添削の体験まで用意されているので、「知らないから不安」に対してはかなり丁寧に道が敷かれている印象でした。
で、こういうのを見たとき、人って安心すると思いきや、私は逆にちょっと焦るんですよね。
ちゃんとしてる。
ちゃんとしてるものを見ると、自分のぐらぐらが目立つ。
説明が整っていればいるほど、こちらの迷いだけが生活感むき出しで残るというか。
「時間がない」
「仕事が不規則」
「頭がいい人の世界っぽい」
「今からじゃ遅いかも」
「続かなかったらもったいない」
もう、言い訳のフルコースです。
しかも、そのどれも、ほんの少し本当だから厄介なんですよね。
完全な嘘だったら捨てやすいのに。
私も仕事終わりって、脳がびっくりするほど何もしたくない日があるんです。
家に着いた瞬間、靴だけ脱ぎ散らかして、冷蔵庫開けて、何もないなって確認して、結局アプリでごはん頼んで、その待ち時間にスマホで人の人生を見る、みたいな、あの不毛で静かな流れ。
そういう夜に勉強のページを見ると、ちゃんと生きてる人たちがまぶしいんです。
受講生の声も、合格者の話も、きっと本当なんだろうなって思うからこそ、余計に。
私は今日の洗濯物すらたたんでないのに、って。
でも、ちょっとだけ救われるのは、ページの中に「初学者に寄り添う」とか「無料相談」とか「無料体験」とか、いきなり完璧を求めてこない入口もちゃんとあることでした。
そういうのを見ると、ああ、いきなり人生を変える人しか来ちゃいけないわけじゃないのかも、とは思います。
まあ、それでも私はたぶん、無料体験のボタンを押す前に部屋を片づけたくなるんですけど。
関係ないのに。
関係ないのに、人生を立て直す前に机を拭きたくなるあの感じ、ありませんか。
恋愛でも仕事でも、ほんとは「選ぶ」より「腹をくくる」が怖い

ここ最近、婚活のことで友達と話していても思うんですけど、みんな条件の話をしているようで、最後は全然そこじゃないんですよね。
年収とか、住む場所とか、優しいかどうかとか、そういうのを並べながら、本当に怖がってるのは「この人に決めて大丈夫かな」だったりする。
間違えたくない。
損したくない。
できれば失敗したって思いたくない。
それって、勉強でもたぶん似ていて、講座を選ぶことより、「自分はこれで行く」って決めるほうが、ずっと怖いのかもしれません。
しかも司法試験とか予備試験って、なんとなく賢い人の世界に見えてしまうから、そこへ近づこうとするだけで、自分の中のコンプレックスがざわざわしそうで。
部屋着のままスマホを見てる30歳の私が、そんな世界をのぞき込んでいること自体、ちょっと場違いな感じもしてしまう。
でも、場違いって、ほんとにそうなんでしょうか。
受かる人って、最初からきれいに整っていた人ばかりなんでしょうか。
ページに出てくる合格者の声を見ていると、大学生もいれば社会人もいて、フリーターだった人の話まであって、むしろ「ちゃんと決めたあとに整っていった人」もいたのかも、と思ったりしました。
ここ、ちょっとだけ胸に残ったんですよね。
何かを始めるときって、準備が完璧になってからじゃなくて、準備不足のまま気持ちだけ先に動く夜がある。
その夜が、あとから振り返ると分かれ道だったりする。
…みたいなことを書くと、急にきれいすぎますね。
すみません、今のはちょっと言いすぎでした。
現実はもっと地味で、「あの日たまたま広告を見て、なんか気になって、閉じられなかった」くらいの始まりのほうが多い気もします。
それでも私は、今すぐ申し込もうとは書けない

ここまで読んで、「じゃあ申し込めばいいじゃん」って思う方もいるかもしれないんですけど、私はそこを勢いよく言いたくないんです。
こういうの、煽られれば煽られるほど、急に冷めるタイプなので。
しかも本当に必要なのって、誰かに背中をどつかれることじゃなくて、自分の中の迷いが、どの種類の迷いなのかを見分けることだったりしませんか。
金額が怖いのか。
時間が怖いのか。
難しそうなのが怖いのか。
それとも、始めたあとの自分を想像すると、なんだか少しだけ期待してしまう、その感じが怖いのか。
このキャンペーン、たしかに条件だけ見れば大きいです。
クーポンコードも明確で、期限もあって、決済期限内での適用、他割引との併用不可というルールもあるので、検討している人にとっては動く理由にはなりやすいと思います。
でも、たぶん、いちばん見ないふりをしちゃいけないのは値引き額じゃなくて、その画面を開いたときの自分の顔なんですよね。
ほんの少し前のめりだったのか。
それとも、ただ焦っていただけなのか。
私は昨夜、スマホの明るさを少し落として、そのページを見ながら、なぜか資格より、自分のここ数年の「先延ばしグセ」のほうを見せられている気分になりました。
法律の話なのに、刺さったのはそこでした。
なんか、嫌ですよね。
お得情報を見ていたはずなのに、急に自分の弱いところが照らされるの。
しかも、そういう夜に限って、鏡に映る顔も微妙なんです。
むくんでるし。
髪も広がってるし。
人生の大事な判断をする顔じゃないのに、妙に本音だけは出てくる。
ここで「未来のために一歩を」みたいなことを書いたら、たぶん全部うそっぽくなるので書きません。
書けない、のほうが近いかもしれません。
けれど、もし今、資格スクエアのこのキャンペーンが気になっている人がいるなら、その気になり方だけは、ちょっと丁寧に見てあげてもいいのかもしれません。
勢いで申し込むかどうかじゃなくて、
どうして閉じられなかったのか、のほうを。
たぶん、そっちのほうが、あとで効いてくる気がするので。
今夜また、何でもない顔でサイトを開いてしまう人は、案外、少なくないのかもしれません。
そして、そういう人ほど、
ほんとはもう、気づいてるのかもしれませんね。





