入金通知を見た朝、うれしいはずなのに少し怖くなった理由とブログ副業という選択

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パソコンを操作する女性
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「書く」が「稼ぐ」に変わった瞬間、ちょっとだけ怖くなった話

パソコンを操作する女性

今朝は、カーテンのすき間から入ってくる光がやけに白くて、部屋の空気も乾いていて、加湿器の水が空っぽになっているのに気づいたのは、歯みがきの泡が口の端から落ちそうになったタイミングだった。


いつものように、洗濯機を回して、冷めたコーヒーをレンジで温め直して、スマホの通知をぼんやり眺めていたら、銀行アプリから「入金」の表示が出た。数千円。大きな額じゃないのに、その数字が、朝の静けさに妙に生々しく刺さった。

ブログの副業って、もっと“キラキラした成功談”か、もしくは“地味だけど堅実な積み上げ”のどっちかだと思ってた。なのに私の今朝は、ただの生活の続きに、突然「お金」という現実だけがヌルっと混ざってきたみたいで、ちょっとだけ落ち着かなかった。


たぶん、この違和感こそが、これから副業としてブログで収入を得ようとする人が、あんまり語られないところで最初にぶつかる“感情”なんじゃないかと思う。

1つ目の揺れ:入金より先に来たのは、うれしさじゃなくて「気まずさ」だった

入金通知を見た瞬間、正直うれしかった。うれしかった、はず。


でも、その次に浮かんだ本音が、ぜんぜん可愛くなかった。——「これ、私の生活のどの部分が換金されたんだろう」。
言い方がいやらしいのも分かってるし、そんなふうに考える自分も苦手なんだけど、頭が勝手にそういう方向に行ってしまった。

ブログって、誰かの役に立つために書く、ってよく言うし、もちろんそれは本当だと思う。だけど副業として収益化を目指すと、役立つ情報の中に、どうしても“選ばれるための言葉”とか“クリックされるための構成”とか“紹介する商品の順番”みたいな、ちょっと計算っぽいものが入り込む。


それが悪いわけじゃない。むしろ、続けるためには必要。けれど今朝の私は、その必要なはずの現実を、生活の床にこぼしたみたいな気分になって、数千円の入金を眺めながら、変な気まずさで息が浅くなった。

誰にも言わなかった本音を、もう一つだけ言うなら、「この部屋の孤独まで、材料にしてない?」っていう疑いが、自分の中に一瞬よぎった。
わかる…って言ってもらえるかは分からないけど、収益化を考え始めた瞬間から、書くことが“自分の好き”だけじゃなくなっていく感じ、ちょっとだけ怖いときがある。

2つ目の現実:お金が絡むなら、守るべき線がある(でも「正しさ」って面倒くさい)

そのまま洗濯物を干しながら、「これからブログで副業収入を得たい人」に何を伝えたいんだろうと考えた。モチベの話でも、夢の話でもなくて、今日の私みたいに“気まずさ”とか“怖さ”が先に来たときに、折れないための話。

まず、収益化って、気合いよりも先に「線引き」が必要になる。
たとえばPR表記。日本では、広告なのに広告だと分からない表示、いわゆるステルスマーケティングは景品表示法の対象として規制されていて、2023年10月1日から「広告であることを隠す表示」が違反になりうる、と消費者庁が明確にしている。


ブログで商品やサービスを紹介して報酬が発生するなら、読む人に「これはPRです」と伝えるのって、やっぱり信頼の土台になるし、面倒でも、そこだけは曖昧にしないほうが自分も楽になる。

それから税金。会社員で副業の場合、一般的に副業の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になる、といった基準がよく言われている。
この話って、堅くてつまらないし、できれば見ないふりしたい。でも、ブログ収入が“ちゃんと嬉しいもの”になっていくためには、避けて通れない。嬉しい入金が、あとで怖い通知に変わるのは、できれば避けたいから。

あと、アドセンスみたいに、収益の振り込みが毎月の決まった時期に来る仕組みも、心の波を作る。たとえばAdSenseは、条件を満たしていれば翌月の21〜26日頃に支払いが行われる、と公式ヘルプに書かれている。
この“支払われる周期”って、地味にメンタルに効く。数字が増えたら安心して、減ったら急に自分の価値まで減った気がしてしまう。そんなふうに振り回される自分が嫌で、数字を見ない癖がつく人もいると思う(私がまさにその気配がある)。

3つ目の小さな気づき:収益化で一番削られるのは「時間」じゃなくて、たぶん“心の静けさ”

洗濯物を取り込むとき、外の冷たい空気が一瞬だけ部屋に入ってきて、さっきまでの入金の気まずさが少し薄まった。
そこでやっと分かったのは、私が怖かったのは「お金」そのものじゃなくて、“生活の中の静かな場所”に、他人の視線や評価が入り込むことだった、ということ。

副業としてブログを始めると、生活のあちこちが「ネタ」になる。
それは強みでもあるけど、同時に、何も生産しない時間、何も発信しない夜、誰にも見せないまま終わる感情、そういう“ただの自分”の領域が、少しずつ狭くなる。気づかないうちに。
そして狭くなったとき、人はたぶん、時間より先に静けさを失う。

だから私は、今日ひとつだけ、守るルールを増やそうと思った。
「書かない日」をサボりじゃなくて、仕事としての休みにすること。
「これを書いたらウケそう」より先に、「これを書くと、自分が雑に削れる」と感じたら、ネタにしないこと。
収益化って、頑張ることの競争みたいに見えるけど、実は“削られない工夫”のほうが長持ちする。

副業でブログ収入を得ようとしているあなたが、もし今、スマホの画面に出てくる数字に一喜一憂して疲れていたり、書くことが急に義務みたいに重くなっていたりするなら、それはあなたが弱いからじゃなくて、ちゃんと現実に触れているからだと思う。
わかる…って、私は言いたい。いろいろ面倒で、正しいことが多くて、なのに結果はすぐ出なくて、それでも「やりたい」が残ってる感じ。

最後に、今朝の私が自分に問いかけたのと同じ質問を置いておくね。
そのブログは、収入のためだけじゃなくて、あなたの生活の“静かな場所”も一緒に守れているだろうか。

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