「好きなことを仕事に」じゃなくていい。今日も辞めなかった私たちの話

「好きなことを仕事に」って言葉、キラキラしていて素敵だけど、正直いまの私にはちょっと眩しすぎる日があります。現実は、嫌いじゃない仕事を“壊れない程度”に続けるだけで精一杯。
やりがいよりも、休めるかどうか。成長よりも、心が削れないか。そんなふうに、毎日を「今日の自分を守ること」に使っている人、きっと多いですよね。
私も30歳を超えてから、夢より安定を選ぶことが増えました。でもそれって逃げじゃなくて、生き残るための戦略だと思うんです。人生って、レースというよりサバイバル。派手な勝ち方より、長く立っていられることの方が、ずっと難しい。
この記事は、「好き」や「才能」だけじゃ回らない現実の中で、それでも今日をやり過ごしている私たちへ。読み終わるころに、「私、ちゃんと頑張ってるじゃん」って、胸の奥が少しあったかくなるように書きました。あなたの“今日も辞めなかった”が、ちゃんと価値になるように。
夢より安定を選ぶのは、ちゃんと前向きな戦略
「好きなこと=仕事」じゃなくても人生は負けじゃない
「好きなことを仕事にできたら最強」って、SNSでもよく見るけど、あれって“できた人”の物語なんですよね。もちろん、好きなことを仕事にして幸せな人もいる。
でも、全員がそこに行く必要はありません。好きなことって、仕事にした瞬間に「成果」「納期」「お金」「評価」にさらされて、純粋な“好き”が削れちゃうこともあります。
私は昔、「好きなことを仕事にできない私はダメ」って思っていました。でも今は、逆です。好きなことは、好きなまま守っていい。仕事は、生活を守る道具でもいい。そう思えたら、肩の力が抜けました。
大事なのは、あなたが毎日を回せていること。生きてるだけで、生活を維持するだけで、実はかなり難易度高めなんです。仕事は人生の一部。人生ぜんぶじゃない。だから、「好き」じゃないとダメ、なんてルールは手放していいんですよ。
さらに私の意見としては、「好きなこと」は“回復”とセットで考えるのがいちばんだと思っています。仕事で疲れているときほど、好きなことが救いになるのに、そこまで仕事にしてしまうと逃げ場がなくなるんです。
だから私は、好きなことは「人生の充電器」として残しておく派です。充電器は、毎日つなげるからこそ意味がある。壊さないで、ちゃんと使える場所に置いておきたいんですよね。
それともうひとつ。夢を追うか、安定を取るかって、0か100で決めなくていいです。たとえば「平日は安定、週末に小さく夢」「今月は回復、来月は挑戦」みたいに、季節で配分を変えていい。私たちはロボットじゃないので、コンディションで最適解が変わります。
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30歳を過ぎると、体力の“無限モード”が静かに終わります。徹夜が翌日に響くし、気合いだけで乗り切ると、反動が大きい。だから私は、安定を選ぶことを「守りの選択」じゃなく、「守るための攻め」だと思うようになりました。
たとえば、安定がもたらすものって、こんな感じです。
- 心身の回復に必要な「休める余白」
- 生活費が読めることによる「不安の軽減」
- 予定が立てられることによる「未来の見通し」
- 趣味や学びに投資できる「小さな自由」
これって、夢を諦めた証拠じゃなくて、夢を“育て直す土台”にもなるんですよね。土台がグラグラのままだと、どんな夢も続かないから。
ここで注意点もひとつだけ。安定を選ぶ=我慢し続ける、ではありません。安定の中にも「合わない」はあります。だから、安定を選んだうえで“壊れない範囲に調整する権利”を、ちゃんと自分に渡してあげてください。たとえば、残業が多すぎるなら相談する、部署異動を打診する、業務量を可視化する、転職サイトに登録して情報だけ集める。今すぐ辞めなくても、「選べる」状態に近づけるだけで心は楽になります。
夢を追うほど心が削れていた時期の話
20代後半の私は、いわゆる「好きなことに全振り」していました。平日は本業、夜は副業の勉強、休日は案件や作業。周りから見たら頑張ってる人。でも、当時の私は、顔がずっとこわばっていました。
ある日、コンビニで温かいお茶を買っただけなのに、レジ前で急に涙が出そうになったんです。「私、なにに追われてるんだろう」って。夢のために頑張ってるはずなのに、心が先に壊れそうで。そこから私は、速度を落とすことにしました。成果は一時的に下がったけど、睡眠が戻って、食欲も戻って、笑える回数が増えました。
その経験があるから、今言えます。安定を選ぶのは、負けじゃない。自分を壊さないための“賢い選択”です。
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今日も行けた、今日も辞めなかった。それだけで十分すごい
「才能がある人が勝つ」みたいな空気、ありますよね。でもね、社会人生活って、才能だけで続かないんです。むしろ大事なのは、淡々と続ける力。調子が悪い日も、気分が乗らない日も、やるべきことをゼロにしない力。
ここで、私が“辞めない才能”だと思っているものを、そっと並べてみます。
- 仕事を抱え込まないように調整する力
- 失敗しても「次どうする?」に切り替える力
- 人間関係で疲れたときに距離を取れる力
- 生活を回すために最低限を守る力
- 自分の心を守るための小さな逃げ道を作る力
これ、全部スキルです。しかも「誰にでも簡単」じゃない。あなたが日々やっていることって、実は相当プロ。
私の私見ですが、こういう“続ける力”って、学校ではほとんど教えてくれません。テストみたいに点数がつかないし、褒められにくい。でも社会では、これが一番効きます。特に女性は、仕事だけじゃなく生活の調整役になりやすいぶん、見えない負荷が増えがちです。
だからこそ、自分の頑張りを「見える言葉」にしてあげてほしいんです。「私は今日も働けた」「私は今日も生活を回した」って、声に出していい。自己評価は、まず自分が守っていいんですよ。
やりがいより「削れないこと」を優先していい理由
やりがいって、確かに大事。でも、やりがいは“回復できる余白”があって初めて育ちます。心が削れきってると、どんなに好きだったことも嫌いになるし、優しかった自分も消えていく。だから私は、仕事選びの優先順位を変えました。
ここで、私が実際に「やめたこと/残したこと」を表にしてみます。あなたのチェックにも使ってくださいね。
| 私がやめた優先順位 | 私が残した優先順位 |
|---|---|
| 評価されるかどうか | 休めるかどうか |
| 成長スピードの速さ | 心が削れないか |
| かっこよさ・話題性 | 生活が回るか |
| “好き”の証明 | 続けられる現実性 |
「成長したい」と思う気持ちを否定する必要はないけど、今の自分が“燃料切れ”なら、まず補給が先。先に自分を満たしてからでも、遅くないです。
「でも、やりがいがないと虚しくなる…」って感じる人もいると思います。そんなときは、やりがいを“仕事の中だけ”で探さなくて大丈夫です。たとえば「帰宅後に好きなドラマを観られる」「週末にカフェに行ける」「推し活の資金ができる」みたいな、生活の中の小さな楽しみが、立派なやりがいになります。仕事は、あなたの人生のスポンサー。スポンサーがあるから、あなたの好きが続く。そう考えると、少し優しい見方ができますよ。
限界サインを無視していたら、体が先に止まった
昔の私は「頑張ってる私が好き」でした。だから、しんどさに気づいても、「まだいける」って言い聞かせていたんです。でもある日、朝起きた瞬間に心臓がドキドキして、手が震えて、着替えるのもつらくなりました。体が先に「もう無理だよ」って、停止ボタンを押した感じ。
そのとき初めて、自分を守ることは甘えじゃないって知りました。仕事は代わりがいることもあるけど、あなたの心と体の代わりは、どこにもいない。だからこそ、「辞めないための頑張り」より「壊れないための選択」を優先していいんです。
そしてもし今、あなたが「ちょっと危ないかも」と思っているなら、まずは小さくでいいので“守りの行動”を。
- 休憩を取る(5分でもOK)
- 相談できる人に短文で投げる(全部説明しなくていい)
- 有休を“回復のために”使う
- 自分の体調メモをつけて、限界の前兆を見つける
この4つ、私は何度も自分を救ってくれました。
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まず整えるのは“自分の回復ルート”。仕事の前に自分の取扱説明書を作る
「壊れない働き方」って、転職や大きな決断だけじゃないです。小さく整えていくことでも、ちゃんと変わります。ポイントは、あなたの回復ルートを可視化すること。
たとえば私は、次の3つを「回復の柱」にしています。
- 睡眠:7時間に近づける(完璧じゃなくてOK)
- 食事:最低1回は温かいものを食べる
- 余白:スマホを置く時間を10分作る
この3つが崩れると、メンタルが揺れやすい。逆に言うと、ここを守ると“多少の波”は越えられる。あなたにも、きっと「崩れるとしんどいポイント」があるはずです。
私の意見としては、回復って「気合い」より「設計」です。元気な日に、元気な自分が“弱い日の自分”のために仕組みを作ってあげる。これができると、人生の落ち込みが浅くなります。逆に、仕組みがないと、疲れた日ほど自分を責めやすい。「こんな自分じゃダメ」って。でも本当は、疲れてるだけ。だから、疲れる前提で生活を組み立てるのが大人の優しさだと思っています。
仕事がつらい日の“対処セット”を用意しておく(メリット・注意点つき)
しんどい日は、判断力が落ちます。だから元気な日に「しんどい日の自分」を助けるセットを作っておくと、すごく楽です。私が作ってよかった対処セットを、メリット・デメリット(注意点)も添えてまとめますね。
| 対処セット | メリット | 注意点(デメリット) |
|---|---|---|
| 退勤後すぐシャワー | 切り替えが早い/寝つきが良い | 冬は冷えに注意、湯冷め対策を |
| “何もしない”15分 | 脳が休まる/涙が出にくくなる | 罪悪感が出たらタイマー推奨 |
| お気に入りの飲み物 | 自分を甘やかせる/落ち着く | カフェイン量は体質に合わせる |
| 返信テンプレ | 仕事の負担が減る/ミスが減る | 冷たくならない言葉を選ぶ |
ここで大事なのは、「これで完全に元気になる」じゃなくて、「壊れる確率を下げる」こと。100点を目指さなくていい。60点でも続けば勝ちです。
そして、もうひとつ大事なポイント。対処セットは「増やしすぎない」ことです。疲れている日に選択肢が多いと、それだけで脳が疲れます。私のおすすめは“3つだけ”。「これだけやれば最低限守れる」っていう3つを決めておくと、迷いが減ります。たとえば私の場合は、
- 退勤後すぐシャワー
- “何もしない”15分
- 温かい飲み物
この3つだけでも、翌日の回復がかなり違います。完璧を狙うより、続く形にしていきましょう。
夜の10分が、私を救った話(そしてあなたへの問いかけ)
私はブログで生計に近い収入を作るまで、長い時間がかかりました。その間ずっと、会社員として働きながら、帰宅後に作業していました。正直、何度も「もう無理かも」って思いました。でも、ある時期から“夜の10分だけ自分を甘やかす”を始めたんです。
たとえば、湯たんぽを抱えて、スマホを置いて、好きな香りのハンドクリームを塗る。10分だけ、「誰にも役に立たなくていい時間」を作る。すると不思議と、「明日も一回だけやってみるか」って気持ちが戻ってくるんですよね。頑張るためのご褒美じゃなくて、生きるための呼吸みたいなもの。
ここで、あなたに聞きたいです。
あなたが「これをやると少し戻れる」っていう小さな回復って、何ですか?
もし今パッと浮かばないなら、今日だけでいいので“自分がちょっと安心するもの”を1つ探してみてください。コンビニの温かいスープでも、ふかふかの靴下でも、推しの動画でも。あなたの心がほぐれるものは、あなたが決めていいんです。
まとめ:才能がなくても、今日を守れたならそれはプロ。明日も生きていける

「好きなことを仕事に」って言葉が刺さる日も、刺さらない日もあります。刺さらない日は、あなたが弱いんじゃなくて、あなたが現実をちゃんと見ているだけ。嫌いじゃない仕事を“壊れない程度”に続けるのは、すごく高度な生存戦略です。
私は、夢より安定を選ぶのは逃げじゃないと思っています。安定は、あなたを守る土台。土台があるから、また笑えるし、また挑戦できる。今日も辞めなかった私たちには、才能がなくても根性がある。いや、根性というより「自分を守りながら続ける知恵」がある。だから胸を張っていいんです。
最後に、ちょっとだけ感動した小さな出来事を。先日、帰り道で見知らぬ女性が、電車の席を譲ってくれたんです。私はその日、仕事でへとへとで、顔もきっと死んでいました。そんな私に、何も言わず、そっと席を譲ってくれた。たったそれだけなのに、涙が出そうになりました。「世界って、まだ優しいところがある」って思えたんです。
あなたも今日、誰かに優しくできなかったとしても大丈夫。まずは自分に優しくしていい。ここまで読んでくれたあなたは、もう十分頑張ってます。明日も、あなたが壊れないように。私も同じチームで、生き抜いていきますね。





