笑っていないわけじゃないのに冷たく見える理由は、口元にあったかもしれない

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女性の口元
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口元美容ケアを見直してみませんか?美しさを印象づけるのに、大きなウェイトを占める口元。日々の意識をちょっと変えるだけで、美人度がUPしますよ。

女性の口元

今朝は、冬の空気がやけに乾いていて、窓を少し開けただけで喉の奥が「ひゅっ」と鳴るような感覚がありました。外は晴れているのに、陽射しだけが先に走っていくみたいで、部屋の中の私はまだ布団の温度を引きずったまま。ベッドの端に座ってスマホを眺めていたら、未読の通知が積み上がっているのが見えて、べつに急ぎじゃないのに、なぜか朝の心がザワッとしました。

洗面所に立って、冷たい水で顔を洗って、鏡の前でふっと息をついたとき。自分の口元がいちばん最初に目に入ったんです。肌とか髪型じゃなくて、口元。唇の色が薄いとか、荒れているとか、そういう見た目の話というより、「今の私、口が固い」って思ってしまった。笑ってないから、というより、笑う準備をしてない顔。言葉が出ていく前に、いったん口の前で止まってしまう、あの感じ。

そこから今日の「小さな出来事」が起きました。ほんとに小さい、でも、妙に残る出来事。

最寄り駅までの道の途中、コンビニの前で同じマンションの人とすれ違ったんです。いつもエレベーターで会うくらいの距離感で、顔見知りだけど、仲がいいわけでもない、あの「知ってるけど知らない」関係。相手が先に「あ、おはようございます」と言ってくれて、私も反射で「おはようございます」と返したんだけど、その声が、びっくりするくらい乾いて聞こえました。自分の耳に、紙やすりみたいな“引っかかり”が残った。

その瞬間、心の中で浮かんだ、誰にも言わなかった本音があります。

「…なんか私、感じ悪かったかも。」

相手は別に何も変な顔をしたわけじゃないし、ただ挨拶しただけ。なのに私の中では、挨拶が“交流”じゃなくて“処理”になってしまった感じがして、胸の奥が小さく沈みました。忙しいわけでも、機嫌が悪いわけでもないのに、口が勝手に省エネモードになってる。余裕がある人の口元って、もう少し柔らかいのに、私は今朝、口だけが頑なだった。

それで電車に乗って、吊り革を掴んで、窓に映る自分をちらっと見たら、また口元が目に入るんです。マスクをしている人もいるけど、私は今日はしていなくて、だから余計に、口元が露出してる感じがして。唇の形とかじゃなくて、「口が、心を隠す場所になってるな」って思ってしまった。

口元って、たぶん“美しさ”の中でもいちばん生活が出るところです。食べ方も、喋り方も、黙り方も、ため息も、言いかけてやめた言葉も、全部そこを通る。だからこそ、派手な努力をしなくても、意識がちょっと変わるだけで、その日の印象が変わってしまう場所なんだと思う。今日の私が感じたのは、メイクの話でも、ケア用品の話でもなくて、「口元が硬いと、心も硬く見える」っていう、地味な現実でした。

ここまで書いておいてなんだけど、私は別に“感じよく生きたい”タイプでもないんです。誰にでも愛想よくしたいわけでもないし、無理に笑って疲れるくらいなら、一人で黙っていたい日もある。だけど、それでも、挨拶ひとつが乾いてしまう朝があると、「今の私、ちょっと危ないかも」って思う。危ないっていうのは、何か大きな不幸が起きるとかじゃなくて、生活の端っこから、人との接点がカサカサ剥がれていく感じがするから。

わかる…って、たぶんこれ、同じように働いて、同じように気を張っている人なら、一回はあると思うんです。ちゃんと寝たはずなのに、声が出ない朝。言葉の温度だけが、体より先に冷えている日。

そんな状態で、今日の私は、口元美容ケアを「見直す」っていうより、口元の“使い方”を見直すことになりました。口元って、可愛さを作る場所でもあるけど、それ以前に、日々の気持ちが漏れる場所だから。


1つめ:声が乾くのは、喉じゃなくて心の方かもしれない

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会社に着いて、デスクの前でパソコンを開いて、朝のメールを確認しながら、私はさっきの挨拶のことをずっと引きずっていました。仕事って、こういう「ちょっとした引っかかり」を、ちゃんと無視して進めていくものでもあるのに、今日はなぜか無視できなかった。

理由はたぶん、口元の違和感が“心の状態”に直結して見えたから。声が乾くのは、喉の保湿が足りないから、だけじゃない。もちろん冬は乾燥するし、暖房で喉も唇も乾く。でも、それだけじゃ説明できない乾き方ってある。自分の声が、誰かに届く前にポロッと落ちる感じ。言葉が、ちゃんと相手に向かって飛んでいかない感じ。

それって、心が「今日はあんまり他人に触れたくない」って言ってるサインなのかもしれない。私はたぶん、無意識に“接触を減らす口元”になっていた。挨拶を処理にして、会話を最低限にして、余計な感情を出さないようにして。

でも、その防御って、便利なようで、地味に自分を疲れさせます。なぜなら、防御してる自分を、自分がいちばん見ているから。「今の私は感じ悪いかも」って自分に言うたびに、さらに口元が固くなる。負のループが口に出る。口元は、美しさというより、生活の“癖”を暴く場所だな、と改めて思いました。

2つめ:口元の「印象」って、可愛さより“余白”で決まる

昼休み、同僚とエレベーターで一緒になって、なんとなく雑談になったんです。たいした話じゃなくて、「今日は寒いですね」とか、「年末年始って生活リズム戻ります?」とか、そういうやつ。でもそのとき、私は少しだけ意識してみました。

口角を上げよう、みたいな“作り笑い”じゃなくて、息をちゃんと吐く。言葉の前に、一拍置く。口元を緊張させたまま喋ると、声も言葉も刺々しくなるから、唇の力を少し抜く。これって美容テクというより、生活の姿勢の話。

その瞬間、相手が「わかる、戻らないですよね」って笑ってくれて、私はようやく、口元が少し柔らかくなりました。ここで気づいたのが、「口元の印象って、可愛さより余白で決まる」ってこと。

余白って、笑顔の大きさじゃなくて、相手を急かさないテンポとか、言葉を詰め込まない間とか、そういうもの。口元が整っている人って、見た目が綺麗というより、会話のリズムが丁寧な人が多い気がする。言葉が焦ってない。呼吸が浅くない。相手に向けるときに、ちょっとだけ“余白”がある。

逆に私みたいに、朝から口が省エネモードになると、言葉が短くなって、声が小さくなって、結果として「近寄りにくい人」になりやすい。見た目の問題じゃなくて、口元が作る“空気”の問題なんだと思う。

これ、地味だけど刺さる。美人度って、顔のパーツの綺麗さだけじゃなくて、口元が作る空気の柔らかさで変わる。しかもそれって、化粧直しより早く変えられる。息の吐き方ひとつで。

3つめ:「ちゃんとした言葉」より、ちゃんとした口の使い方

夕方、帰り道にふと、朝すれ違ったマンションの人のことを思い出して、私は小さく落ち込みました。こういうのって、引きずりがち。自分の中で勝手に反省して、勝手に相手の心を想像して、勝手に疲れる。ほんと、得意技みたいにやってしまう。

でも、そこで今日の“ささやかな変化”が起きました。

「あのとき、もっとちゃんと挨拶すればよかった」って思う代わりに、「私は今朝、口が固かったんだな」って認めることにしたんです。ちゃんとした言葉を言えなかった自分を責めるんじゃなくて、口の使い方が“防御”になっていたことを、ただ観察する。これって、自分に甘い言い訳じゃなくて、現状把握に近い。

私たちはよく「ちゃんとした言葉を選ばなきゃ」って思いがちだけど、実は言葉の内容より、口元の状態のほうが、相手に伝わることがある。声の温度、テンポ、息の混ざり方。そういうものが、言葉の意味を決めてしまう。

だから、口元美容ケアって、何かを塗るとか磨くとか、そういう“ケア”以前に、口元をどう使って生きているかの話なのかもしれない。怒っていないのに怒って見える日、疲れているのに元気なフリをする日、何も言ってないのに拒絶して見える日。口元って、正直すぎて困る。

今日の私は、帰宅して玄関で靴を脱いだあと、部屋の空気が冷えているのを感じながら、わざとゆっくり深呼吸をしてみました。口から息を吐いて、唇の力を抜いて、「おつかれ」って小さく声に出してみた。誰に向けた言葉でもないのに、口元が少しやわらぐと、肩の力も少しだけほどけた。

この程度の変化は、劇的じゃないし、明日にはまた口が固くなるかもしれない。でも、口元の硬さに気づけた日は、ほんの少しだけ生活が丁寧になります。丁寧って、完璧ってことじゃなくて、雑にしない、ってこと。自分を雑に扱わないために、口元を雑に使わない、みたいな。

口元って、笑顔を作る場所でもあるけど、同時に「私は今、どういう気分で人と接しているか」を映す場所でもある。美しさを印象づけるのに大きなウェイトを占める、という言い方はちょっと綺麗すぎるけれど、今日の私は、そこに納得してしまった。口元が硬いと、世界との距離が少しだけ開いてしまうから。

そして、きっとあなたにもあると思うんです。気持ちは普通なのに、口だけが冷たい日。うまく笑えない日。挨拶がうまく出ない朝。そういう日は、努力不足じゃなくて、ただ生活の疲れが口元に出ているだけかもしれない。

今日の締めに、ひとつだけ問いかけさせてください。

あなたの口元は今、誰かに近づくための形をしていますか、それとも、距離を取るための形をしていますか。

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