人を褒めることで、自分も幸せになれる
「最近、人に褒められてうれしかった」といってもわたしのことではありません。
私の友人の話なんです。
その友人は、美肌に凄く関心があって、いつも良い化粧品がないかを探し続けています。
そんな彼女ですが、ある時、お仕事の取引先のかっこいい男性から「肌が美しいですね」と言われたと彼女は嬉しそうに話してくれました。
そのことがとてもうれしかったのか、そのお返事に、「あなたと一緒にお仕事ができるからです」と歯の浮いたような返事をしたそうです。
今思い返すと、自分でも、どうしてあんな返事をしたのか恥ずかしと言っていました。
でもこれって素晴らしいと思いませんか。
彼女は、今まで、いろんなコスメを試してみて、努力を続けたことが、この一言で、すべて報われたような感じでした。
それからの彼女は、ますますコスメや化粧品をいろいろと探してきては頑張っています。そして、ますます美しくなるのだと頑張っています。
しかもとてもウキウキしながら化粧品を選ぶ彼女を見ていると、こちらまで幸せになってしまいます。
男性のたった一言が、彼女をここまで変える力があるんですね。これは、どんな化粧品やコスメよりも美肌に効果があるのではないかと思ったくらいです。
人を褒めるってとても大切なことなんだなと思ったのです。
日本人は「褒め下手」とよく言われます。確かに海外では、ふつうに「今日のあなたの服素敵ね」「あら、あなたこそ髪型が決まっているわよ」と日本人にとっては、言いにくい褒め言葉もさらっと言っています。こんなシーンは、海外ドラマでもよく見ることができます。
海の向こうでは、これがあいさつの一部としてちゃんと定着しているのです。日本では、「おはよう」くらいは言いますが、相手に、「今日も決まってるね」という言葉は、よっぽど親しい間柄でないといわないですよね。
作家の渡辺淳一さんもこう言っていたそうです。
褒めあって損そすることはないということですね。損をするどころか、お互いの意識を高め「まさにいいことばかり」なのです。
でもこれを言うときに注意する点があるそうです。
あまり考えないことだそうです。軽い気持ちで褒めてあげることが大切なのです。確かにアメリカのテレビドラマでも軽い気持ちで、言っているので、聞く方もさらっと流してしまいそうな勢いですもんね。
褒めることは、大切なんですね。褒められた方の意識をガラッと変える力を持っています。
褒めるということは、美肌にもとても役立つのですね。
自分を褒めてあげるためにも資格試験にチャレンジしてみるのも良いと思います。