妊活といえば、女性がするものばかりだと思っていませんか?
妊活は、女性だけでなく、男性もしっかりと行っていかなくてはなりません。
そこで、男性にも是非取り組んでほしい、妊活習慣を教えますね。
「妊活は、女性がするもの」という意識は、男性には、このような意識をする人が多いかもしれませんが、女性にも、「妊活は女性がするもの」と思っている人がい多いのも事実です。
男性は、不妊外来などには、行きにくいですね。
そんな男性は、まず病院やクリニックに行かずにできる妊活習慣を増やすことで解決できるかもせれません。
男性が今すぐできる妊活習慣
■夫婦のコミュニケーションを増やすこと
女性は、男性に比べて不妊に関しては、かなり敏感になります。
そんなナーバスな気持ちを少しでも和らげてあげることができるのは、やはり夫婦のコミュニケーションではないでしょうか。
普段からコミュニケーションをとりあって、夫婦の絆を育むことも必要です
■下着はトランクスを選ぶ
最近の男性下着は、昔に比べて、すごく種類が増えてきました。その中でも妊活に向き不向きの下着があるのをご存知でしょうか。
精子は温めすぎると、少なくなるという特性があります。そのため下着には、ブリーフやサポートタイプを選ぶと、精巣があたたまり、精子の数が少なくなってしまうこともあるので、できるだけ通気性の良い、涼しいものがいいのです。
温度に関連して、長風呂も体を温めますが、精巣も温めてしまいます。サウナもまた長時間温かい椅子に座るので、さらに精巣を温めてしまいます、
妊活中は、長風呂とサウナは、控えめに。
■喫煙
女性にとっては、喫煙は絶対にNGですが、男性にとっても喫煙は良くありません。妊活をするのであれば、絶対にやめてほしい習慣です。
喫煙によって、勃起不全、精子の奇形、精子の運動率の低下などの症状がみられます。
妊娠後も、男性の喫煙による副流煙が原因で、胎児の育児不全や乳幼児突然死症候群などのリスクが上がるため、男性自身のためにも奥様のためにも、未来の赤ちゃんのためにも喫煙はやめておいた方がいいです。
■育毛剤の服用
育毛剤の服用と妊活とどんな関係があるのかびっくりしませんか?
育毛剤自体が悪いのではなく、育毛剤の主成分の「フィナステリド」は、妊活にとっては、気を付けなければならない抗アンドロゲン薬なのです。実は、「フィナステリド」には、精子の数を減らす副作用の出ることがあるといわれています。
その他にも、勃起不全や射精障害が起こる可能性もあるため、妊活中の服用は、避けてほしいところです。
■過度な禁欲
精子の数は多ければ多いほどいいので、精子はためておいてここぞというときに使う・・・と考えている方もいると思いますが、それは逆効果です。
精子は、3日間で死滅してしまいますから、ためすぎると、ここぞという時には、死滅精子ばかりで、質のいい元気な精子が埋もれてしまうという事があるようです。
そのため、禁欲期間は1日~3日くらいにしておくのが良いと思われます。
■長時間の自転車やバイク
これもサドルなどに圧迫されてしまうために、長時間の自転車やバイクの運転は精巣の温度を上昇させてしまします。また勃起不全を引き起こすともいわれています。
妊活は、女性だけがするものではありません。
男性も、治療に通う必要はないかもしれませんが、せめて普段からできることは、実行して、妊活に協力しましょう。